元天才子役が明かす 「2世俳優は演技が上手い」理由 期待しすぎる親に警鐘「自分の領分を分かって」

[ 2021年11月6日 13:07 ]

黒田勇樹(2012年撮影)
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 俳優の黒田勇樹(39)が1日放送のABEMA「ABEMAPrime」(月~金曜後9・00)に出演。子役の親について言及した。

 親の期待を一身に背負ってつぶれてしまう子役も多く、黒田は「子役の親は子どもの盾にならなきゃダメ。いつでも辞められるよと。サッカーも、文章書くのも、音楽も絵を描くのも楽しいぜと。やりたいことはやらせてあげたらいいじゃん」と力説。

 「しかも、売れちゃうと、親戚のおじさんとかがゴチャゴチャ言ってくるの。その人たちに良い顔をしようとしている親たちが子役の育成に失敗しているんですよ。親がやらせたいことじゃなくて、子供がやりたいことやらせて、『辞めたい』と言った時に盾になれる親であってほしい」とした。

 いわゆるステージママと言われる親たちにも言及。「演技をしたことのない人たちが演技に口を出す環境ができやすいの、ステージママって。(演技は)ちゃんとプロにコーチングされないとできないことだから、その人たちに任せないといけない。それなのに『もっとああしなさいよ』『もっとここでは泣いて!』とか言いやすい環境になりがち。だって、親御さんたちは『外郎売』を言えますか?言えないでしょ?ということ。2世の俳優の演技が上手なのは、佐藤浩市さん、柄本佑くんだったり、親もちゃんとした演技ができるから。“子役に付き添う”人たちが、自分の領分を分かった方がいい」と力を込めた。

 「メンタルケアだったり、逃げ道を作ってあげるというのはすごくステキなこと。演技に関してはプロに任せる。あと、プロにはエッチな人もいるからお母さんは狙われやすい。そういうことでモチベーションを保っているバカがいるから気を付けてほしい」と注意を呼び掛けた。

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2021年11月6日のニュース