野村忠宏氏 ウガンダ五輪選手団、コロナ陽性2人目に「空港検疫は現時点ではザルと言われても仕方ない」

[ 2021年6月24日 12:39 ]

野村忠宏
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 柔道五輪3連覇の野村忠宏氏(46)が24日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京五輪の事前合宿のため大阪府泉佐野市に滞在中のウガンダ代表選手団8人のうち1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が判明、成田空港検疫での陽性判明者に続き2人目の陽性者となったことに言及した。

 同市の担当者によると、大阪で感染が判明したのは20代で、症状は出ていないが、泉佐野保健所が指定する療養先に移った。来日後の選手団と接触のあった市職員4人も、念のため自宅待機とした。選手団は、英アストラゼネカ製の新型コロナワクチンを2回接種した後、9人で19日に来日。空港検疫で陽性だった1人を除く8人が、20日から泉佐野市内のホテルで合宿を始めた。

 野村氏は「ウガンダの選手たちもルールに則って日本に入る前にPCR検査、72時間以内に受けて陰性証明、もちろんワクチンも打っている。そういう中で日本に入ってから1人は陽性。まず(空港で要請が判明した1人と)一緒に行動していた8人が空港の中で濃厚接触者として認定されずにバスで成田から大阪まで行った。このへんはすごい甘いなって感じます」と指摘。その上で「こういうケースが五輪直前になれば、もっともっと増えて来るかと思うと…、空港検疫は現時点ではザルと言われても仕方ないなと感じています」と自身の見解を述べた。

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