金子恵美氏 各地で愛される米どころ新潟の日本酒、鎌倉で酔いしれた小千谷の鎌倉

[ 2021年6月8日 05:30 ]

伯父から出産祝いに頂いた「謙信」を手に笑顔の金子恵美氏
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 【金子恵美の見つけた新潟】平日は都内のマンションで生活していますが、週末だけ神奈川県鎌倉市で過ごしています。昨年の緊急事態宣言中の自粛生活で、マンションの一室に閉じこもる毎日は息子にもストレスだったので、宣言下のステイホームをより快適に過ごす方法を考えました。その結果たどり着いたのが海好きの息子のために、海の見える一軒家を借りることでした。息子と夫が海に入っている間に、私はテレビやラジオにリモート出演することも。コロナ禍でリモートワークが進んだことで、都内にいなくても仕事ができるようになりました。

 ちなみに、鎌倉市は歴史、文化、自然があり観光地のイメージが強いかもしれませんが、18年に鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会が「働くまち 鎌倉」をスローガンにテレワークを推進してきました。お寺でテレワークを行う「寺ワーク」という取り組みもあります。そんなこともあってコロナ禍で鎌倉に移住する人は3割増なのだそうです。私たちもその流れにあやかりまして、鎌倉での生活を送っているということなのです。

 その鎌倉で先日、夫が町内の酒屋さんで「鎌倉」というお酒を購入しました。地元の方がおススメするお酒です。そして驚いたことに、そのお酒の蔵元がなんと新潟銘醸株式会社(小千谷市)。越の寒中梅や長者盛で知られていますよね。そんな新潟を代表する蔵元で造られた日本酒に「鎌倉」と名付けた経緯や背景は知りませんが、鎌倉という名前を冠するお酒が「新潟発」という発見にうれしくなってしまいました。夏には海を眺めながらキンキンに冷やした「鎌倉」をクイッといただこうかと思います。

 また日本酒といえば池田屋酒造株式会社(糸魚川市)の「謙信」は我が家でも愛されているお酒の一つです。私の叔父が息子の出産祝いに贈ってくれて知ったのですが、これもすっきりとして味わい深くおいしいのです。なぜ叔父が贈ってくれたかというと、息子の名前が「謙信」だから。我が家では成人になった息子と最初に乾杯するのは、ビールではなく新潟の清酒ですると決めています。(コメンテーター)

 ◇金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、新潟県月潟村(現在の新潟市南区)出身の43歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務政務官に就任。放送行政・IT行政・郵政を担当した。10年間の議員生活を経て現在はテレビコメンテーターとして活躍。昨年10月には著書「許すチカラ」を出版した。

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