金子恵美氏 休暇で非難される安倍首相に同情「見えてない仕事が多いことも見てほしい」

[ 2020年8月19日 22:42 ]

元衆院議員の金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が19日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)にリモート出演、安倍首相の休暇について持論を述べた。

 金子氏は自身の経験も踏まえながら「国会議員とかで休みを取ると『そのまま、ずっと休んでろ』って本当によく言われる」「『365日、24時間、働き続けるべき』っていう人もいる」とコメント。その件について「それなら公務員はどうなんだと。公務員は休暇を取ってる訳ですし」と前置きしながら、「人間としてパフォーマンスを上げるには、やっぱりある程度休む。そして体を整えるっていうのも仕事の一つなんで」と、休むことの重要性を説いた。

 MCの垣花正アナウンサー(48)は、非難を浴びている安倍首相に対し「(総理は)コロナ禍のストレスのはけ口になっている部分もあるかもしれません」と私見を述べると、続けざまに金子氏へ「総理、リーダーっていうのは強じんな体力、メンタルも求められるってことですかね?」と質問を投げかけた。

 それについて金子氏は「国会議員もそうですけど、病気だっていうことを言ったら、致命傷、命とりになるので、みんな表に出したくなくって、ギリギリのところでやってるんですけど…まして、総理になればですね、メンタル、精神的なプレッシャーっていうのは大きい」と、厳しい実情を明かした。

 今回は総理が国民の前に姿を現わさなかったことも、非難を集める結果を生んだ。その件に関して金子氏は「今回、コロナのことで、確かに(記者会見など)表になかなか見えてないので…。モーリシャスの重油流出事故に関しても、早く総理からメッセージを国際社会にって声があっても、いろんなとこで表に見えてないところが(あって)活動していないように見られてる」と分析。その上で金子氏は「そうじゃない(見えてない)部分の仕事が非常に多いというところも、見てほしいなとは思いますけどね」と、安倍首相をおもんぱかった。

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2020年8月19日のニュース