BUCK－TICK　ツアー延期も医療従事者に賛辞「拍手を送らせて下さい」

　ロックバンドBUCK－TICKが13日、公式サイトで、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月23日にスタート予定だったツアーの全日程を延期すると発表した。

　「新型コロナウイルス感染拡大の影響、及び政府から発令されました緊急事態宣言を鑑み、お客様・メンバー・スタッフの安全を最優先に検討した結果、やむを得ず全日程を公演延期とさせていただきます」と説明。現在、新たな日程を調整中という。

　4月に入ってメンバーはレコーディング作業を一時中断し、現在はそれぞれが自宅でできる作業を続けているという。ボーカル櫻井敦司（54）は「皆さんが楽しみにしてくれていたライブハウスツアー　誠に残念ですが、延期となりました。その反面、ファンの皆さん、スタッフの皆さん、そしてメンバーそれぞれの感染防止となる事で正直安心もしています」と率直な心境を吐露。「ファンの皆さんの中にも医療従事者の方が少なからずいらっしゃると思います。ウイルス感染拡大防止の最前線で働いてらっしゃるその方達に敬意を払いたいと思います。そして拍手を送らせて下さい」と、医療現場で働くファンに賛辞を送った。

　ツアーは5月23日に東京・Zepp　Tokyoで開幕し、6月21日の北海道公演（Zepp　Sapporo）まで7都市8公演を行う予定だった。