漫才コンビまんじゅう大帝国“若手演芸家の登竜門”花形演芸大賞の銀賞受賞

[ 2020年3月26日 11:00 ]

「まんじゅう大帝国」の竹内一希(左)と田中永真
Photo By 提供写真

 漫才コンビ「まんじゅう大帝国」が国立演芸場の令和元年度「花形演芸大賞」銀賞を受賞したことが26日発表された。

 国立演芸場では4月から翌年3月まで、毎月1回「花形演芸会」を主催。花形演芸会は将来の演芸界をになう若手演芸家の登竜門として注目される公演で、原則として入門20年以内の若手演芸家が出演でき、4月から3月までの1年間の出演者の中から審査委員による厳正な選考を経て、優秀者に年度の「大賞」「金賞」「銀賞」を贈呈する。

 年間の出演者はレギュラー出演者(令和元年度は14組)と、レギュラー以外の出演者に大別され、レギュラー出演者は1年間に2回の出演が可能。レギュラーの中からは「大賞」と「金賞」が選定され、レギュラー以外の出演者から「銀賞」が選定される。「銀賞」受賞の出演者は翌年度からレギュラー出演者に“昇格”できる。レギュラーの在籍期間は10年間。

 「まんじゅう大帝国」は竹内一希(25)と田中永真(26)のコンビで、タイタン所属。竹内は「第7回てんしき杯学生落語トーナメント」で準優勝、田中は「第5回てんしき杯学生落語トーナメント」で優勝している若手実力派。事務所の先輩「爆笑問題」も花形演芸大賞で1997年に銀賞を受賞している。(98年金賞、2000年審査員特別賞、2001年に特別大賞)

 贈賞式は6月2日夜開催の国立演芸場6月特別企画公演「花形演芸会スペシャル~受賞者の会~」 の中で実施する。

【令和元年度「花形演芸大賞」】

<大賞>古今亭文菊(落語)

<金賞>菊地まどか(浪曲)、入船亭小辰(落語)、古今亭志ん五(落語)、桂佐ん吉(上方落語)

<銀賞>桂小すみ(音曲)、笑福亭喬介(上方落語)、まんじゅう大帝国(漫才)、瀧川鯉八(落語)

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