吉本興業社長「闇営業やギャラ飲みは初めて聞く言葉」チェック体制強化努める

[ 2019年7月22日 17:12 ]

<吉本興業・岡本昭彦社長会見>涙を流し会見する吉本興業・岡本昭彦社長(撮影・久冨木 修)    
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 所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動で、吉本興業の岡本昭彦社長と担当弁護士が22日、東京都新宿区内で問題発覚後初めて記者会見に臨んだ。

 闇営業は認識していたかという質問に、岡本社長は「『闇営業』や『ギャラ飲み』は初めて聞く言葉だった。結婚式に呼ばれたとか、友人のパーティーに出るとか、『直営業』や『直』という(事務所を通さない)営業はあります」と答えた。

 「今回の件を受けまして、直営業がいいか悪いかではなく、きちんと会社に相談といいますか“こういう場所に行く”と伝えてもらって、反社会的勢力チェックを含めてそういう会話をしていきたい。そういうチェック体制を設けることができればと思う」とコメント。

 「反社会的勢力の手口が非常に巧妙で、(反社会的勢力によるものなのか)普通には分からないケースがある。直営業内容を伝えてもらって、最大限にしっかりとチェックできるようにしたい」とした。

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2019年7月22日のニュース