岡本社長「吉本公認イベントに反社スポンサー」を否定も「先の先までチェックできなかった」

[ 2019年7月22日 16:00 ]

入江の主催イベントにつていの説明をする吉本興業・岡本昭彦社長
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 所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動で、吉本興業の岡本昭彦社長が22日、東京都新宿区内で問題発覚後初の記者会見に臨んだ。

 「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)が「カラテカ」の入江慎也(42)に誘われて2014年に振り込め詐欺グループの宴席に参加したことについて、2人は20日の謝罪会見で、入江が「僕がやる吉本の会社を通したイベントについてくれているスポンサーなので、そこは安心です」と話したため参加したと説明。

 この件について、岡本社長は「事実ではありません。(その14年のイベントは)吉本の制作ではない」と否定。13年に入江が行ったイベントは吉本主催だったが、赤字だったため、14年の2回目については「(吉本は)主催できない」。イベント会社が主催したもので、そのスポンサーが特殊詐欺グループのフロント企業だった。

 「(13年の入江のイベントは)反社チェックはしたが、(14年の入江のイベントは)判断が甘かった。先の先までチェックできなかった」とし、警察にも相談していることを明かした。反社チェックが及ばなかったことも、自身の1年間の減俸50%につながったとした。

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2019年7月22日のニュース