女子世界王者・昼田瑞希はコスプレじゃない？私服でイベント参加　「こういう機会で知ってもらえたら」　

写真撮影会に参加した昼田瑞希
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　プロボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者の昼田瑞希（三迫）が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催されたイベント「すみだボクシング祭り2024」に出席。写真撮影会でファンと交流した。

　入場時のキューティーハニーやプリキュアなど多彩なコスプレでも話題を集めてきた昼田だが、この日は「特にテーマはなし。着たい服を着てきた。”何その服？”と言われて、普通に私服なんだけど」と笑った。男子は新旧の世界王者が集結した中、イベントの行事に名を連ねた女子選手は昼田のみ。「需要があるんだなって。女子ボクシングは人気がないと思ってるし、それは自分の実力不足も努力不足もあるので”何で？”とは思ってないけど、こういう機会で知ってもらえたらうれしい」と話した。

　今年1月にKO勝ちで2度目の王座防衛に成功。3月から約1カ月間は米ロサンゼルスで練習を行い、週3回のスパーリングなどで現在の実力を確認した。「あっちでは自分に足りないところが分かる。パワーも足りないし、相手に詰める動きや仕留める動きもまだ分かってないところがある。近い距離でも遠い距離でも戦えるようにしたい。欲張りだけど、良いところも忘れないように継続して練習するしかない」とレベルアップを誓った。

　次戦は未定で、年内にはやりたいという。4月に28歳となり「ボクシングは一生できるわけじゃないと分かっている。正直、焦ってはいます。応援してくれる人に早く良い報告ができればいい」と胸中を明かす一方、「できることをやっていくしかない。少しずつできることを頑張っているつもりなので、少しでも知ってもらえたら」と訴えた。