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7月滋賀でV3戦見込みのIBFミニマム級王者・重岡銀次朗、プエルトリコの海で受けた”刺激”とは

[ 2024年5月18日 13:54 ]

重岡銀次朗(右)と富施郁哉
Photo By スポニチ

 プロボクシングIBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開かれたイベント「すみだボクシング祭り2024」に参加。ジム同僚で日本バンタム級王者の富施郁哉(同)とともに、ミット打ち体験会や写真撮影会などでファンと触れ合った。参加者のパンチをミットで受け続け「肘がちょっと痛いですね」と苦笑しながらも、「こんなにファンの方と身近に触れ合えるのは年に1回これぐらいなので、毎年凄く楽しみにしているし、今日は気合を入れてきた」と笑顔で振り返った。

 3月末に2回KO勝ちで2度目の防衛に成功。試合後に1週間過ごした故郷・熊本から東京に戻り、既に練習を再開している。次戦は7月28日、大津市の滋賀ダイハツアリーナでランキング1位のペドロ・タドゥラン(フィリピン)との指名試合となる見込み。滋賀興行は当初6月が予定されていたが、7月に延期されたことで「準備できそう。7月まで伸ばしてくれたので、しっかり(体を)つくり上げたい」と意気込んだ。

 元IBF王者のタドゥランはサウスポー。「サウスポーは久しぶりなので、サウスポーの外国人(パートナー)を呼んで慣れるところから始めたい」とコメントし、「かなりしぶとい相手と思うけど、こういうところで格の差を見せつけて、周りに強さというか、強いヤツとやって証明していきたい」と抱負を述べた。

 今月10日にはプエルトリコ・サンフアンで開かれたIBFの年次総会に出席。昨年4月にレネマーク・クアルト(フィリピン)に9回KO勝ちして世界王座を奪取した一戦が年間最高試合に選ばれ、表彰を受けた。「正直、こんなデカい賞をもらうのは早いと思ったが、あれだけ凄い選手がいる中でありがたい」と喜んだ。表彰式には地元出身の元世界3階級制覇王者フェリックス・トリニダード氏や女子7階級制覇王者アマンダ・セラノが出席し、パーティーが開かれるなど「新鮮な体験ができて楽しかった」。毎朝ランニングをしたビーチでは女性たちがお尻丸出しで肌を焼いているところにも出くわしたそうで、「違う刺激を受けた?そういうのを含めてよかったです」と笑った。

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