×

京口紘人VSパラスのジャッジペーパー公開!大会主催の伊藤雅雪代表「改めてコメントさせて頂きます」

[ 2024年5月12日 06:00 ]

伊藤雅雪代表と京口紘人(右)
Photo By スポニチ

 元世界2階級制覇王者でWBA世界フライ級2位の京口紘人(30=ワタナベ)が11日、韓国・仁川パラダイスシティでフライ級10回戦に臨み、IBF同級10位ビンス・パラス(25=フィリピン)に判定0-3で敗れた。今大会の主催である「トレジャーボクシングプロモーション」の代表で元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏(33)が大会後に自身のSNSを更新。この試合のジャッジペーパーを公開した。

 対戦相手のパラスとは18年5月にIBF世界ミニマム級王者時代に対戦した京口。ダウンを奪われながらも大差の判定勝ちを収めた。6年ぶりの再戦となったこの一戦は、京口が優勢に試合を進めているように見えたが、判定は97―93が2人、96―94が1人の0―3で敗れた。

 京口は試合後に信じられない表情を見せてリングから降りた。試合後に自身のSNSでは結果は「判定で負けました は?ふざけんな」と判定結果に不満を示すような投稿。自身のYouTubeチャンネルでは「冒涜されたというか…悔しいじゃなくて腹立つって感じ。戦っている人にしかわからない気持ちかもしれない」と語った。

 そして「簡単には言えないけど、現役でもう一度という気持ちはないですね。ボクシングをやってきて初めての気持ち。今はボクシングと向き合う自信がないというのが正直な感想です。今はよくわからない感情」と現役引退を示唆するような言葉を口にしていた。

 この結果にはネットでも「どう見たら負けなんだ!?」「これ大誤審じゃない!?」「有効打も京口の方が多かったじゃん」「これはちょっとないわ…」など不満の声が多くあがった。

 伊藤氏は自身のSNSで「まだ大会の後整理でとにかくバタバタで総括やメインのコメントはすぐにできませんが、取り急ぎメインのジャッジペーパーです」とこの試合のジャッジペーパーを公開した。

 そして「明日また改めてコメントさせて頂きます。沢山の応援、本当にありがとうございました」と改めて試合について言及すると明言した。

続きを表示

この記事のフォト

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2024年5月12日のニュース