【ダブル世界戦】重岡兄弟の弟・銀次朗「早く倒したい」　兄・優大は闘争心をセーブ

予備検診を行ったバラダレス（左）と重岡銀
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　ダブル世界戦の予備検診が5日、都内で行われ、重岡兄弟ら4選手はいずれも異常なしと診断された。

　弟・銀次朗は無効試合となった今年1月以来、約9カ月ぶりにバラダレスと対面。目を合わせることはなかったが「早く倒したい。相変わらずメンタルがぶれぶれ」と時折、余裕の表情を浮かべていた正規王者を切り捨てた。

　リーチでバラダレスが3・5センチ上回る結果にも「何も思わない。自分の胸囲が大きくなったことがうれしい」と笑顔を見せた。

　一方で兄・優大はパンヤが姿を見せると表情を一変させた。初対面にも「印象は特にない。闘争心が出てしまいそうになったが、今出してもしょうがない」と目をぎらつかせ、自らを落ち着かせるように話した。（伊東　慶久）