巨人・杉内コーチ 堀田に“愛のムチ”「これを糧にしないといけない…それで潰れるようならそれまで」

[ 2024年5月22日 23:02 ]

セ・リーグ   巨人2―4中日 ( 2024年5月22日    東京D )

<巨・中>6回、カリステに逆転適時二塁打を許し降板した堀田 (撮影・西川祐介)
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 巨人は中日に逆転負けを喫し、1分けを挟んで今季初の4連敗。最大5あった貯金が1に減った。

 2―0で迎えた6回に、それまで5回3安打無失点と好投していた先発右腕・堀田がつかまった。

 2死走者なしから田中、福永に連続四球を与え、細川の適時打とカリステの2点適時二塁打で一挙3失点。プロ5年目で初となる本拠・東京ドームでの勝利が一瞬で消滅して逆転負け。今季初黒星となった。

 杉内俊哉投手チーフコーチ(43)との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――堀田は四球で。

 「2アウトからだからね、もちろん代えるという選択肢もあったんだけども、四球2個でね。監督は自分で責任を持たせて投げさせようと思ったんでしょうから。そこを乗り切れる投手になってほしい。まずフォアボールを連チャンで出さないようにね。そこは彼が成長するためにあそこでどう乗り切れるか、今後に期待して。はい」

 ――この展開は覚悟の上。

 「覚悟の上というか、抑えるもんだと監督も思ってるし、僕も思ってるので。泉は用意していたのでね、いつ泉いくのかなと思ってたんですけど、ここはもぎ取らせよう、あいつにという監督のメッセージだも思うし、自分で勝ちを取りにいけというね。打たれてもフォアボールを出しても簡単に代えないよとはキャンプの時から言っていたのでね」

 ――これを糧に。

 「本人もかなり悔しいはずなのでね、これを糧にしないといけないし、それで潰れるようならそれまでなのでね、選手として。次回の登板を楽しみにしたいなと思います」

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