【関西学生野球】史上4人目「京大首位打者」へ前進 山本が打率1位で全日程終了「打撃と向き合った結果」

[ 2024年5月19日 18:34 ]

関西学生野球   京大3―1立命大 ( 2024年5月19日    南港中央 )

<京大・立命大>9回にスクイズで本塁生還して喜ぶ京大・山本(撮影・河合 洋介)
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 京大が立命大から2連勝で勝ち点を奪い、4勝6敗で今春リーグ戦の全日程を終えた。

 勝ち点2を挙げて22年春以来4季ぶりの最下位脱出は確定。現時点で5位ながら、新リーグ発足以降では最高順位に並ぶ4位浮上の可能性も残している。

 近田怜王監督は「最下位脱出ではなく全国1勝を目標に掲げている。開幕節と最終節以外を落とした物足りなさがある。強くなってはいるが、強くはない。その自覚を持ち、気を引き締めてやっていくだけ。僕以上に選手が満足していないと思う」と秋を見据えた。

 「3番・中堅」の山本陶二は、9回先頭で左中間への二塁打を放って3打数1安打とし、打率・333(42打数14安打)でリーグ1位を維持。同大学では19年秋の北野嘉一以来史上4人目となる首位打者に前進した。

 「(打率を)意識せざるを得ない状況だったけど、チームの勝利のために出塁したかった。春先は調子は良くなかったけど、全部一回リセットして自分の打撃と向き合った結果だと思う」と今春の活躍ぶりを振り返った。

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