米メディアが今永昇太の礼儀正しさを称賛 ボールを受け取る際の仕草に注目「球審に敬意を示す」

[ 2024年5月19日 09:05 ]

ナ・リーグ   カブス1―0パイレーツ ( 2024年5月18日    シカゴ )

パイレーツ戦で7回無失点と好投したカブス・今永(AP)
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 カブスの今永昇太投手(30)が18日(日本時間19日)、本拠でのパイレーツ戦に先発。7回4安打無失点の快投を見せた。しかし打線の援護はなく、チームはサヨナラ勝ちを収めたが今永に勝ちは付かず、日本投手では02年石井一久(ドジャース)、14年田中将大(ヤンキース、現楽天)に並ぶデビュー最長の開幕6連勝はまたしてもお預けとなった。

 パイレーツ打線はスイッチヒッターのレイノルズを含めてスタメンに右打者を9人並べたが、直球、変化球ともにテンポよくストライクゾーンの四隅に投げ込み、要所ではギアチェンジ。7回には2死から連打を浴び、一、二塁としたが、最後はテーラーをスプリットで空振り三振に仕留め、マウンドで雄たけびを上げた。

 結局、今永は88球で7回4安打無失点、7奪三振の快投で、防御率は試合前の「0.96」から「0.84」まで良化した。MLBの公式X(旧ツイッター)は、1913年以降の新人投手の先発9試合での防御率0.84は、史上最高だと投稿した。

 野球で抜群の成績を残す今永だが、大リーグ公式サイトは公式Xで「今永昇太は、新しいボールを受け取るたびに頭を下げて球審に敬意を表す」と今永がボールを受け取る際の動画を投稿し、礼儀正しさに注目。米メディア「トーキン・ベースボール」や「ファウル・テリトリー」も公式Xで「今永昇太は新しいボールを受け取るたびに、敬意の印としてホームベースの審判にお辞儀をする」と同様に今永の仕草に注目していた。

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