広島・九里 5回1/3を2失点粘投 8戦目で今季初勝利「なかなか勝てなくて苦しかった」

[ 2024年5月18日 18:07 ]

セ・リーグ   広島4ー3巨人 ( 2024年5月18日    マツダ )

<広・巨>ヒーローインタビューで涙声の広島・九里 (撮影・奥 調)
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 広島・九里は初勝利をかけて8試合目の先発マウンドに向かい、5回1/3を8安打2失点の粘投で今季初勝利を手にした。

 「本当になかなか勝てなくて苦しかった。(勝てて)良かった。野手の方にしっかり守ってもらいましたし、試合途中にアキ(秋山)さんに“自分のリズムでどんどん投げ込んでいけ”と言葉をかけてもらった。そこから自分なりの投球はできたと思う」

 2回に1死一、二塁のピンチを招き、泉口に右前適時打を打たれると、続く赤星の犠打は野選となり、追加点を奪われた。さらに丸に四球を与え、1死満塁としたが、オコエを浅い左飛、吉川を二直に仕留めた。3回も1死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが岸田を遊ゴロ併殺に抑えた。

 粘投を続ける九里を援護したい打線は2点を追う4回2死一塁で羽月が左翼線適時二塁打を放ち、1点を返すと、5回2死二、三塁から小園が逆転タイムリー。この試合前まで九里の登板日は1試合平均1点と援護に恵まれていなかったが、この日は打線の援護を受け、念願の勝利をつかんだ。

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