ヤクルトが阪神に屈辱の零敗 打線が今季最少の3安打に封じられ高津監督は「何とかしないといけない」

[ 2024年5月18日 17:43 ]

セ・リーグ   ヤクルト0-1阪神 ( 2024年5月18日    甲子園 )

<神・ヤ>4回、空振り三振に倒れた村上(撮影・須田 麻祐子)
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 ヤクルトが18日、敵地・甲子園で阪神に屈辱の零敗を喫した。

 先発のヤフーレは0―0の4回に先頭・中野、近本と連続四球を与え、続く4番・大山に先制の左前適時打を浴びた。その後は走者を出しながら粘りの投球。4四球と制球が安定しない中でも、6回1/3を3安打1失点でまとめた。救援陣も星、田口とつないで最少失点に抑えたが、自慢の打線が今季ワーストタイの3安打で無得点と完全に沈黙した。

 相手先発のビーズリーとは昨季、リリーフとして3試合で対戦して防御率4・91。チームとして決して苦手にしている印象はなかったが、先発として初めて対峙(じ)したこの日は5回を2安打無得点に封じられた。6回以降は救援陣に1安打に抑え込まれた。零敗は今季4度目。見せ場もつくれない敗戦でチームの連勝も2で止まった。

 高津監督はヤフーレを含めた投手陣を「よく1点でいけたのかなという感じはしますけど」と評価しつつ「1点で負けちゃいけないですね」と指摘。打線については「(相手先発のビーズリーは)割と変化球も低めに集まっているし、球も力あるので。そんなに簡単じゃないと思いましたけどね。それでも、何とかしなきゃいけない」と険しい表情だった。

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