“神様超え”坂本勇人が通算448二塁打 NPB歴代3位タイに 史上2人目450二塁打まで「あと2」

[ 2024年5月18日 15:15 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2024年5月18日    マツダ )

<広・巨>5回2死、坂本は右翼線二塁打を放つ(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 巨人の坂本勇人内野手(35)が18日の広島戦(マツダ)で5回に2試合連続今季3本目となる二塁打を放ち、通算448二塁打をマーク。山内一弘(広島)の持つNPB歴代3位記録に並んだ。

 NPB歴代2位の福本豊(阪急)まで「あと1」、立浪和義(中日)以来史上2人目となる通算450二塁打には「あと2」と迫っている。

 「5番・三塁」に入り、9試合連続で先発出場。2―1で迎えた5回、2死走者なしの場面で入った第3打席で相手先発右腕・九里が投じた初球、外角への143キロ直球を右翼線二塁打とした。

 坂本は12日のヤクルト戦(神宮)で通算2351安打目をマーク。“打撃の神様”と呼ばれたレジェンド、川上哲治(巨人)のNPB歴代13位記録に並んだ。

 14日のDeNA戦(富山)では2回に右前打を放って“神様超え”の通算2352安打とし、歴代単独13位に浮上。15日のDeNA戦(福井)では初回に通算2353安打目となる先制の左前適時打を放ち、これがチームの決勝点となった。

 前日17日の広島戦(マツダ)では4回に右中間へ二塁打を放って通算2354安打にするとともに通算447二塁打とし、6回にも2打席連続安打となる中前打を放って通算2355安打としていた。

 坂本は2回の第1打席で九里から左前打して通算2356安打。この二塁打で通算2357安打とし、NPB史上唯一3度の3冠王に輝いた落合博満(日本ハム)の通算2371安打まで「あと14」。“ミスタープロ野球”長嶋茂雄(巨人)の通算2471安打までは「あと114」となっている。

 【NPB通算二塁打10傑】
1位 立浪 和義(中日) 487
2位 福本 豊(阪急) 449
3位 山内 一弘(広島) 448
3位 坂本 勇人(巨人) 448
5位 金本 知憲(阪神) 440
6位 稲葉 篤紀(日本ハム) 429
7位 王  貞治(巨人) 422
8位 張本  勲(ロッテ) 420
9位 長嶋 茂雄(巨人) 418
10位 松井 稼頭央(西武) 411
※所属は最終、現役は坂本のみ

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月18日のニュース