巨人・赤星優志「先制してくれたのに…悔しい」 菅野代役で先発も228日ぶり白星ならず

[ 2024年5月18日 16:34 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2024年5月18日    マツダ )

<広・巨>巨人先発の赤星(撮影・奥 調)
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 巨人の3年目右腕・赤星優志投手(24)が18日の広島戦(マツダ)で今季4度目の先発登板。勝利投手の権利が懸かった5回に逆転されて5回8安打3失点で降板し、昨年10月3日の中日戦(バンテリンD)以来228日ぶりとなる今季初勝利をまたも逃した。

 前回先発した1日のヤクルト戦(東京D)では初回オスナに6号3ラン、3回には村上に6号ソロを被弾して5回7安打4失点で降板し、今季3敗目。中継ぎに回った5日の阪神戦(東京D)では1回1安打無失点で、その後は登板がなかった。

 だが、ここまで4勝0敗、防御率1.37の菅野智之投手(34)が体調不良のため16日に出場選手登録抹消となり、先発予定だった18日の登板を回避。赤星に代役が回ってきた。

 初回を3者凡退で立ち上がると、味方打線は直後の2回に泉口のプロ初打点となる右前適時打で先制し、赤星自身のスクイズも決まって2点目。赤星もプロ3年目で初打点となった。

 だが、2―0で迎えた4回だった。泉口の好守が2つ続いた2死一塁から羽月に打たれた左翼への飛球に対して秋広が前進してからバックするも間に合わずに頭上を抜かれる適時二塁打となり、1点差。2―1で迎えた5回には2死二、三塁から小園に左前へ2点適時打されて2―3と逆転を許した。

 そして、6回に1死三塁で打席が回ると、代打・長野が告げられ、降板となった。

 赤星の投球内容は5回で打者22人に対して78球を投げ、8安打3失点。2三振を奪い、四死球なし、直球の最速は148キロだった。

 なお、赤星は新人だった2022年5月3日の広島戦(マツダ)では初回に6失点、2回に3失点と序盤で9失点しながらも続投し、結局4回途中11安打12失点(自責3)でKOとなった経験がある。

 ▼赤星 先制してくれたのに、リードを守り切れなくて悔しいです。

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