【関西学生野球】関学大4度目サヨナラでV王手!黒原ら21年春以来頂点へ「自分を仲間を信じて」

[ 2024年5月18日 15:22 ]

関西学生野球   関学大2―1同大 ( 2024年5月18日    南港中央 )

<関学大・同大>延長12回にサヨナラ打を決めて抱き合って喜ぶ関学大・坂口航大(右)(撮影・河合 洋介)
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 首位の関学大が同大からサヨナラ勝利を挙げ、2021年春以来6季ぶり16度目のリーグ優勝(旧リーグを含む)に王手をかけた。

 勝負の一戦で「サヨナラの関学大」が力を発揮した。同点の延長12回に2死無走者と引き分けに1死まで迫っても諦めなかった。死球と単打で2死一、三塁を演出し、1番・坂口航大(4年)が右前へサヨナラ打を決めた。

 「同点ではなく勝ちたいと思っていた。調子は良くなかったけど、気持ちの強さで打つことができたと思います」
 今春の8勝中サヨナラ勝利が4勝を占める。本荘雅章監督は「優勝が見えてきて苦しい試合だったけど、自分を仲間を信じてやろうと伝えた」と振り返った。

 前回優勝時は、21年ドラフト1位で広島に入団した黒原を擁していた。今回は絶対的エースこそ不在とはいえ、チーム一丸でリーグ優勝に王手をかけた。

 同監督は「一気に2勝はできないのだから星勘定はやめようと言ってきたが、あと一つまで来たので(優勝を)意識してもいい。このような緊張感のある試合ができることもなかなかない。その状況を受け止めてやりたい」と頂点を見据えた。

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