明大が宗山欠くも慶大に先勝 浦和学院出身・吉田匠吾が初アーチ「うれしい」

[ 2024年5月18日 14:19 ]

東京六大学野球春季リーグ戦 第6週第1日第2試合   明大5―0慶大 ( 2024年5月18日    神宮 )

<明大・慶大>7回、2ランを放つ明大・吉田(撮影・大城 有生希)
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 優勝に向けて勝ち点の落とせない明大が5―0で慶大に先勝した。先発した3年生右腕・高須が5回2安打無失点8奪三振で勝利投手となった。今秋ドラフト1位候補の遊撃手・宗山塁主将(4年)は上半身のコンディション不良のため欠場した。

 打っては一塁の守備から途中出場した浦和学院出身の3年生内野手・吉田匠吾が1―0の7回に貴重な追加点となる右越え2ラン。

 リーグ14打席目で初の本塁打を「光弘が塁に出てくれて、還すというよりも次のバッターにつなぐと意識があったので、ああいうバッティングができたと思います。ベンチに帰った時にみんなが“よくやった!”と言ってくれたので、それが一番うれしかったです」と振り返った。

 浦和学院時代は投手、遊撃手などを経験。明大ではチーム事情もあり、昨秋から一塁手に転向。「任されたポジションなので、本当に一生懸命に死ぬ気でやっている」とレギュラーを争う。第2戦に向け「調子に乗らずにいまやれることをしっかりやりたい」と気を引き締めていた。

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