パドレス・松井裕樹、5ホールド目　あす日米通算200勝懸け先発のダルに「しっかり応援します（笑）」

ナ・リーグ   パドレスーブレーブス （ 2024年5月17日    アトランタ ）

パドレス・松井裕樹（AP）
Photo By ＡＰ

　パドレスの松井裕樹投手（28）が17日（日本時間18日）、敵地でのブレーブス戦に2番手としてリリーフ登板。2/3回を1四球、2三振で2戦連続無失点に抑え、5ホールド目をマークした。　

　3―1の6回2死一、二塁から先発・ウォルドロンの後を受けて登板。ハリスを86マイル（約138キロ）のスライダーで空振り三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。

　回またぎとなった7回も右打者のアルシアを87マイル（約140キロ）のスプリットで空振り三振。続く代打デュバルにはフルカウントから四球を与え降板したが、3番手・デルサントスが後続を断ち、その後もリードを守り切った。

　前々回登板の5月10日（同11日）のドジャース戦まで3試合連続失点を喫するなど、不安定な投球を続けていたが、前回登板の13日（同14日）ロッキーズ戦で1回を無失点。この日も、勝負どころで確実に力を発揮した。

　本塁打を打たれれば、逆転される場面だったが「そんなに意識なくて、2アウトだったので、ランナー返さずにしっかりアウトを1個とってベンチに戻りたいなと思ってマウンドに上がりました」と振り返る。チームの連敗を3で止める働きに「最近、全然仕事できていなかったんで。どんどん使ってもらいたいです」と胸を張った。

　18日（同19日）の次戦には日米通算200勝を懸け、ダルビッシュが先発する。「しっかり応援します」といたずらっぽい笑顔を見せた左腕。「アウト1個でも貢献できれば嬉しいです」と、尊敬する大先輩のために、万全の準備で試合を迎える。