龍谷大平安がタイブレークで決勝進出逃し、原田監督「バッテリーの差」 高校野球春季京都大会

[ 2024年5月18日 13:54 ]

高校野球春季京都大会準決勝   龍谷大平安4―5京都外大西 ( 2024年5月18日    わかさスタジアム京都 )

龍谷大平安の先発・大西
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 龍谷大平安は京都外大西の4失策に乗じて加点する古豪らしい野球で8回に4―4と追いついたが、タイブレーク10回で力尽きた。8回の同点は戸田大介内野手(3年)の左越え2点二塁打で挙げたもの。双子の弟・戸田幸介外野手(3年)の代打で打席に立っての快打だった。

 「幸介が打ってこいよと声をかけてくれた。(2点負けていたので)自分が決めてやろうと打席に立ちました」と兄・大介。この一打でタイブレークまで持ち込んだが、10回に奪われた1点を返すことができなかった。


 原田英彦監督は「バッテリーの差。5回も先頭打者を出して、追い込んでいるのにタイムリーを打たれる。秋からちょっとずつ成長しているが、夏に向けては全然」と表情を曇らせる。

 それでも「新チームはこの球場で試合をしていない。“わかさで試合をやろう”とやってきた。(3位決定戦で)もう1試合できる。いい経験になる」と前向きに話した。

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