ロッテの2試合連続の1―1引き分けは球団初 佐々木朗希の162キロ、12奪三振の力投が珍記録を生む

[ 2024年5月17日 22:41 ]

パ・リーグ   ロッテ1―1日本ハム ( 2024年5月17日    ZOZOマリン )

<ロ・日>引き分けに終わり、険しい表情の佐々木(撮影・尾崎 有希)
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 ロッテの佐々木朗希投手(22)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に今季7度目の先発登板。6回まで1安打無失点の快投をみせたが、7回に同点に追いつかれ、結局、今季最長の8回、106球を投げ、3安打1失点で降板した。今季最多の12奪三振の力投も、4勝目はならず。チームも延長12回の末、今季3度目の引き分けに終わった。

 ロッテは15日のオリックス戦でも1―1の引き分けだった。2試合連続ドローは21年10月10日の日本ハム戦、同12日のオリックス戦以来3年ぶりで、2試合連続の1―1の引き分けは球団初となった。

 佐々木朗は2回には2死無走者から万波の4球目に今季最速の162キロを記録。3回は2死三塁、4回無死二塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、快投を続けた。しかし、1点リードの7回無死二、三塁から細川の左犠飛で同点に追いつかれた。それでも後続を打ち取り、今季最長となる8回まで投げ切って今季最多となる12三振を奪った。

 勝利には導けなかったが「リードを守ることはできなかったですけど、とにかく勝ち越しを許さず投げられたのでよかったです」と話した佐々木朗。前回10日のエスコンフィールドで5回2/3で5失点KOされた相手に意地を見せる投球に、チームは勇気を得たはずだ。

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