オリックス・中嶋監督 5試合ぶりの複数得点も「越さなきゃいけない」ソフトバンクとは10・5ゲーム差に

[ 2024年5月17日 21:42 ]

パ・リーグ   オリックス3-5楽天 ( 2024年5月17日    京セラD )

<オ・楽>オリックス・中嶋監督(撮影・中辻 颯太)
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 8回に2点差を追いつく粘りを見せるも、敗れたオリックス・中嶋監督は「(追い)越さなきゃいけないですよね。越して初めてそういう(粘った)ことになる」と悔しさをにじませた。

 不振の頓宮を抹消し、この日昇格して即7番・一塁で起用された太田は5回に適時打を放ち、8回にも同点劇のきっかけとなる中前打を放つなど奮闘。チーム5試合ぶりの複数得点を記録も、勝ちにつながらない、もどかしい展開が続く。

 「自分らでやるべきことが、最低限というところでまだまだ足りていないなと思いますし。それができていないのが俺らの指導力不足でしょうし、責任はこっちにあるんですから(思い切り)やっていけばいいと思いますけど。なんかちょっと重荷を感じますよね」

 これで引き分けを挟んで4連敗となり、借金は今季最多の6。この日勝利した首位のソフトバンクとは10・5ゲーム差に広がった。「全体が今そういう感じになっちゃっている。何とか打開したいところですけど、じゃあ何をすべきかというときにやるべきことができていなかったら、そうワイワイとはならない」と、指揮官はチームに漂う重苦しい雰囲気について言及していた。

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