大谷翔平 成功率100%の盗塁は「スタートを切るタイミングと勇気が一番」デラクルスは「素晴らしい」

[ 2024年5月17日 14:41 ]

ナ・リーグ   ドジャース2―7レッズ ( 2024年5月16日    ロサンゼルス )

初回、二盗に成功したドジャース・大谷(右)とレッズの遊撃手デラクルス(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)は16日(日本時間17日)、本拠ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場した。第1打席は四球を選んで歩き、今季11度目の盗塁に成功。しかし、その後2打数は快音なし。0―7の9回には代打を送られ、連続試合安打が3で止まった。

 初回の第1打席は変則左腕スーターとの対戦。変則フォームにタイミングを合わせづらそうにしながらもフルカウントからボール球を見極めて四球を選んだ。その後一塁走者としてスーターのけん制球が左太腿を直撃。大谷が苦悶(くもん)の表情を浮かべ、場内からはスーターにブーイングが浴びせられた。しかし、4番T・ヘルナンデスの打席の際に今季11個目の盗塁となる二盗に成功。左太腿直撃の影響を感じさせないプレーを見せた。二盗後は、注目の遊撃手デラクルスと笑顔で言葉をかわす場面も見られた。

 大谷はこの日の盗塁で盗塁成功率100%をキープ。試合後に盗塁へのこだわりを問われると「スタートが全てじゃないかなと思う。走り出したらいくしかないですし、あとはスタートを切るタイミングと勇気が一番かなと思います」とコメントした。

 また、レッズのデラクルスが自身初の1試合4盗塁を決め、両リーグ断トツトップの30盗塁をマークした活躍について問われると「もちろん素晴らしい選手で得点の起点になっていたので素晴らしい活躍だった」と振り返った。

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