鈴木誠也は3打数1安打も痛恨失策 カブス1点差試合落とし痛すぎる敗戦

[ 2024年5月17日 11:07 ]

ナ・リーグ   カブス4-5パイレーツ ( 2024年5月16日    シカゴ )

カブス・鈴木誠也(ロイター)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)が16日(日本時間17日)、本拠リグリー・フィールドでのパイレーツ戦に「2番・右翼」で先発出場。3打数1安打も守備で痛すぎる失策を犯し、チームも敗れた。

 初回の守備で2死からゴンザレスの打球をスライディングキャッチし好捕。勢いに乗ると、その裏の第1打席で三遊間を破る左前打を放った。

 ただ、5回1死一塁の第3打席で空振り三振に倒れると、直後の6回の守備では1死三塁から、グランダルのライナー性の打球を捕球体勢に入りながらも捕り損ね、打球は右翼フェンス際へ転がった。

 その間に三塁走者が生還、リードを2点に広げられ、打者走者も二塁に進んだ(記録はグランダルの右犠飛と鈴木の失策)。それでも投手陣が踏ん張って後続を断ち、最少失点にとどめた。

 3-5の8回の第4打席は左腕に死球を受け、出塁。防具に直撃し痛がる素振りを見せたがそのまま試合に出続け、三塁まで進むとモレルの右犠飛で生還。1点差に迫った。

 ただ、チームは終始リードを許し、最後まで追いつくことができずに1点差ゲームを落とした。

 前日15日(同16日)のブレーブス戦は、8回に右脇腹痛による負傷者リスト(IL)入りから復帰後、5試合目で初アーチとなる4号ソロを放ち「この数日、あまり結果が良くなかったのでイライラもあったけど、最後の打席で気持ち的に吹っ切れた」と語った。

 鈴木は4月14日のマリナーズ戦で右脇腹を痛め、翌15日にIL入り。リハビリを経て、今月11日(同12日)のパイレーツ戦で復帰した。

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