前田健太 メジャーでも活躍できる「伸びしろヤバい」投手を指名「えぐい。めちゃくちゃ打ちづらいよ」

[ 2024年5月17日 07:00 ]

タイガース・前田健太(AP)
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 タイガースの前田健太投手(36)が、17日までに元日本ハムでタレント・杉谷拳士のYouTubeチャンネルに出演。注目する日本人の若手選手の名前を挙げた。

 杉谷から「次に海を渡って活躍できる日本人選手はいますか?」と聞かれた前田は、少し考え込んで「佐々木郎希とか、山下舜平大とか、村上宗隆とか、そこじゃなくて。今言っても面白くないと思う」と自ら言及した。

 “当たり前”の指名では面白くない、とばかりに指名したのは「最近見てて、伸びしろヤバいなと思ったのは宮城くんじゃない?」と、オリックスの宮城大弥投手の名前を挙げた。

 「この前、155キロとか投げていたよ」とNPBの試合もチェックしていることを明かし、「これ、えぐいなって。めちゃくちゃ打ちづらいよ。角度があって、右に食い込んでくる」と投球の感想を口にした。

 杉谷も「スライダーとか手を離した時からずっと曲がってくるんですよ。ずーっと曲がってくるから振った時に右膝に当たるんじゃないかなというくらい」と実際に対戦した経験談を披露した。

 前田はさらに「あとは今永と一緒でちょっとリリースが低い。リリース低いところからいいストレートを投げるから空振りが取れる。宮城くん、いいよ」と絶賛して「めちゃくちゃ見てる。155キロも出るんだ、凄いなと思って」と注目していることを明かした。

 宮城は昨年まで3年連続で2桁勝利を達成。山本(ドジャース)が抜けた後はオリックスの次期エースと見込まれている。今季は2勝4敗ながらも、防御率は1.70。佐々木と投げ合った4月30日のロッテ戦では155キロをマークするなど8回を5安打1失点に抑え、自己最多タイの13奪三振で、佐々木も「1番いいピッチャーだと思う」と認めていた。今月10日に「左大胸筋の筋損傷」の診断を受け、現在は出場選手登録を抹消されている。

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