4戦連続1得点のオリックス・中嶋監督 あと1本の言葉に「もう、その言葉はいいでしょう」

[ 2024年5月15日 23:43 ]

パ・リーグ   オリックス1ー1ロッテ ( 2024年5月15日    那覇 )

<オ・ロ>5回、打席の頓宮を見つめるオリックス・中嶋監督(撮影・長久保 豊)
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 オリックスは9回2死三塁から相手の敵失で同点に追いつき、今季2度目の引き分け。それでも相手の3倍以上となる10安打を放ちながらも4戦連続1得点と、“あと1本…”という試合が続く現状を問われた中嶋監督は「いや、もうその言葉はいいでしょう」と断じた。

 先発のカスティーヨが来日2年目で最長の8回を3安打1失点と好投し、1点劣勢ながらも9回に登板したマチャドは志願の回またぎで2回を完全投球。投手陣は粘りの投球を続け、打線も2桁安打は11試合ぶりだった。「どこで打つかじゃないですか。いい感じで打っていたのが、次にはもう全然って時もありますし。(好機の)場面でどうやって打っていくかが課題だと思いますし」と、指揮官は打線について言及した。

 6日の仙台(楽天戦)から始まった長期遠征は1勝3敗1分け(1中止)で終了。17日からは本拠・京セラドームで楽天と3連戦を戦うが、その後また北海道、所沢、広島と遠征が続き、監督は「一瞬帰るけど、また出て行かなきゃいけないんで。何とかその一瞬で気分転換できれば」と懸命に前を向いていた。

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