巨人・堀田賢慎「岸田さんがいい球を選んで配球してくれている」 牧の三振は「カットボールですね」

[ 2024年5月15日 21:59 ]

セ・リーグ   巨人4―0DeNA ( 2024年5月15日    福井 )

<巨・D8>巨人先発の堀田(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の5年目右腕・堀田賢慎投手(22)が15日のDeNA戦(福井)で今季3度目の先発登板。6回2安打無失点と好投し、無傷の今季3勝目をマークした。これでリリーフ登板も含めて15回1/3連続無失点となっている。

 堀田との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――前回以上に手応えがあったのでは。

 「前回、6イニング目の途中で終わってしまったので、6イニング目にマウンド上がったときに、絶対投げきろうと思って入ったので、そこちょっと苦しいカウントだったりにはなったんですけど、粘れたかなと思います」

 ――序盤からほとんど無駄なボール球がなかった。何が一番良かった。

 「球種ですか?」

 ――全体的に。

 「最初はフォームとタイミングとかがすごい合ったんですけど、ちょっと後半、地方というのもあって、ちょっと足場で滑ってしまったというのが、中盤から後半にかけてあったので、そこで諦めずというか、自分のなかで切り替えて、次の球、次の球といけたというところが、カウントが悪いなかでも耐えられたというところが良かったかなと思います」

 ――ストレートに力があった。手応えは。

 「今日のなかではベストは尽くせたので。ただもっと良くなると思うので、そこらへんは練習でそこらへんの調整だったりというのはしていきたいんですけど、試合に入ったらそこは気にせずに、今度はバッターに向かって投げていくという気持ちでうまく考えを分けながら投げていきたいなと思います」

 ――立ち上がりから球が走っていた。先頭打者を1球で仕留めて落ち着けたのでは。

 「そうですね、回の先頭というのは僕のなかで凄い大事にしてやっていて、中継ぎの時からそういう気持ちではやっていたので、先発になっても変わらずに入れたというのが良かったかなと思います」

 ――初回に蝦名を1球で仕留められた。

 「詰まりながらのキャッチャーフライだったので、指にはかかっているのかなというのは、そこでは確認はできました」

 ――4回、筒香に直球を続けて左飛。

 「あのときもちょっとカウントが悪くなって、たぶん2ボールになってしまったと思うんですけど、そこではもう打たれてオッケーという気持ちで自分のなかでちょっと割り切っていった結果が、まぁクイックピッチとかもちょっと混ぜながらタイミングを外しながら抑えられたので、そこらへんは継続してやっていきたいなと思います」

 ――先発として好結果が出ていると自信に。

 「まぁ、でも他に先発として控えているピッチャーはいいピッチャーがたくさんいるので、本当に油断してすぐ代わるというところもあると思うので、そこはもう一戦一戦気を引き締めながらこれからもやっていきたいなと思います」

 ――チェンジアップなど変化球を決め球にする場面もあった。手応えは。

 「まぁ、いい球もあったり、良くない球もあったりだったんですけど、決め球だったり、そこらへんでは間違えないようにと思って決め球を投げていたので、そこらへんはうまく打ち取ったり、空振りを取ったりというのができたのかなと思います」

 ――スライダーで牧を三振。

 「あれ、カットボールですね。スライダーも別に投げてるんですけど。岸田さんが僕の今日の調子を見て、いい球を選んで配球してくれているので、そこらへんは感謝したいなと思います」

 ――福井開催。

 「凄いファンの方も集まっているなというのは投げ終わってベンチから見ていて思ったので、そういうなかでいいピッチングが出来たというのは、凄くうれしく思います」

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