ヤクルト・村上 「松山温泉最高です!」坊ちゃんスタジアム沸騰 思い出の地で最年少200号に感謝

[ 2024年5月15日 21:25 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー0広島 ( 2024年5月15日    松山 )

<ヤ・広>通算200号の記念ボードを手にする村上 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(24)が15日、広島戦(松山)に「4番・三塁」で先発出場。8回に9号ソロを放ち、通算200号本塁打を達成した。24歳3カ月での通算200本塁打到達は、92年に清原和博(西武)が記録した24歳10カ月を大幅に更新する最年少記録。730試合での通算200号到達は日本人選手では山川穂高(西武)の697試合、田淵幸一(阪神)、秋山幸二(西武)の714試合に次ぐ4番目のスピード記録となった。

 思い出の地で、歴史を塗り替えた。ヤクルトにとって松山は秋季キャンプを行うなど、縁が深く、村上自身も愛着のある場所。試合後のヒーローインタビューでは「1年目から松山でたくさん練習して、原点だと思っている。そういう場所で節目のホームランが打てたのは凄くうれしいし、たくさんこうやってヤクルトファンの皆さんが集まってくれてるので、その中で打てたことが何よりうれしい」と喜びと感謝を口にした。

 清原超えの史上最年少記録については「あまりピンときてないですけど、まだまだ通過点なんで。もっともっと打てるように頑張ります」と、さらなる先を見据えた。

 節目の一発で勢いに乗り、週末からは甲子園で現在2位の阪神との3連戦へ臨む。「まだまだセ・リーグは混戦。僕らも優勝目指して頑張ってますし、チーム一丸、チームスワローズで優勝目指して頑張ります」と巻き返しを誓った。

 そして坊ちゃんスタジアムに集まってくれた愛媛、松山のファンに向けて「松山温泉最高です!これからも熱湯のような応援よろしくお願いします」と感謝し、大きな拍手と歓声を浴びていた。

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