【一問一答】ヤクルト・村上200号!王手から足踏みも「打てる時ばかりじゃない。僕のこと何だと…」

[ 2024年5月15日 21:13 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー0広島 ( 2024年5月15日    松山 )

<ヤ・広>通算200号の記念ボードを手にする村上 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(24)が15日、広島戦(松山)に「4番・三塁」で先発出場。8回に9号ソロを放ち、通算200号本塁打を達成した。24歳3カ月での通算200本塁打到達は、92年に清原和博(西武)が記録した24歳10カ月を大幅に更新する最年少記録。730試合での通算200号到達は日本人選手では山川穂高(西武)の697試合、田淵幸一(阪神)、秋山幸二(西武)の714試合に次ぐ4番目のスピード記録となった。

 試合後の村上の一問一答は以下の通り。

 ーー同学年のルーキー・松本健が好投。

 「テンポよく相手の打者を抑えていたし、僕らも何とか援護したかったんで。8回、ちょっと遅かったんですけど、援護できてよかった」

 ーーその8回の場面はどんな意識で打席に入ったか。

 「ホームランで1点取るっていうのは凄くあの場面で理想的だった。僕自身今日の打席も紙一重の打球が何球かあって、何とか仕留めたいと思っていた。その意識で待ってたんで、良かった」

 ーー松山の地で節目の200号。

 「1年目から松山でたくさん練習して、原点だと思っている。そういう場所で節目のホームランが打てたのは凄くうれしいし、たくさんこうやってヤクルトファンの皆さんが集まってくれてるので、その中で打てたことが何よりうれしい。ありがとうございます」

 ーー清原和博氏の記録を抜く史上最年少記録。

 「あまりピンときてないですけど、まだまだ通過点なんで。もっともっと打てるように頑張ります」

 ーー199号から少し足踏み。周りはうるさかったかもしれないが、どんな気持ちだったか。

 「打てる時ばっかりじゃない。僕のこと何だと思ってんだと思ってました、はい」

 ーーこの一発で吹っ切れた。週末は上位の阪神と甲子園で大事な戦い。

 「まだまだセ・リーグは混戦。僕らも優勝目指して頑張ってますし、膝のケガで塩見さんが今大好きな野球ができてないですし、早く戻ってきて一緒に野球がやれればなと思ってる。チーム一丸、チームスワローズで優勝目指して頑張ります」

 ーー2日間坊ちゃんスタジアムに集まってくれたヤクルトを特別に思う愛媛、松山のファンに向けて。

 「松山温泉最高です。これからも熱湯のような応援よろしくお願いします」

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