巨人・堀田賢慎「いつも以上に気持ちが入った試合だった」 先発で2連勝、無傷の3勝目

[ 2024年5月15日 21:11 ]

セ・リーグ   巨人4―0DeNA ( 2024年5月15日    福井 )

<巨・D8>巨人先発の堀田(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の5年目右腕・堀田賢慎投手(22)が15日のDeNA戦(福井)で今季3度目の先発登板。6回2安打無失点と好投し、無傷の今季3勝目をマークした。これでリリーフ登板も含めて15回1/3連続無失点となっている。

 「きょうも野手の方に先制点をもらったので、なんとかそのリードを守れるように1イニング、1イニングいきました」。

 6回途中6安打無失点の好投で642日ぶりの先発勝利を挙げた8日の中日戦(バンテリンD)では打たれた6安打中5安打が打者2巡目。それだけに「次回は2巡目以降っていうのを課題にして投げていきたいなと思います」と話していたが、この日打たれた2安打は初回の関根、2回の戸柱だけ。三塁を1度も踏ませず、二塁進塁を許したのも初回の1度だけという内容で、課題だった2巡目以降を無安打に抑え込んだ。

 味方打線も初回に坂本の適時打で先制し、3回には吉川の適時打で追加点。堀田が降板したあとの7回には代打・丸に2号2ランが飛び出して快勝となった。

 「いつもと変わらず1イニング、1イニングっていう気持ちと、あとは地方なので、凄いファンの皆さんの声援が後押ししてくれました」という2019年ドラフト1位右腕。

 この日も前回同様に直球で押し込んでいったが、「ストレートは良かったんですけど、カウントが悪くなったりとか課題がまた見えたので、そこを次の登板に生かしていきたいと思います」と真摯(し)に自ら課題を口にする場面もあった。

 無傷の今季3勝目で、先発では2連勝。それでも「一昨年と去年はいいピッチングを続けられなかったので、きょうの試合っていうのはいつも以上に気持ちが入った試合だったので、そこできょうのようなピッチングができたっていうところは凄い良かったなと思います」と最後まで落ち着いた表情と口調で試合を振り返っていた。

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