ヤクルト・ドラ2松本健吾が大快挙! デビュー戦で無四球、2桁三振、完封は史上初

[ 2024年5月15日 20:37 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー0広島 ( 2024年5月15日    松山 )

<ヤ・広>力投する先発の松本健 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトのドラフト2位右腕・松本健吾投手(25)が15日、広島戦(松山)でプロ初先発し、9回118球を投げ抜いた。新人がデビュー戦で無四球、2桁三振、完封は史上初の快挙となった。

 新人の初先発初完封は08年の大場翔太(ソフトバンク)以来で、球団では国鉄時代の52年、小山恒三以来72年ぶりの快挙となった。デビュー戦白星は球団新人では13年4月3日広島戦の小川以来11年ぶり14人目。

 初回から3回まで安打でランナーを出したが、後続を冷静に抑えた。4回からは6イニング連続で三者凡退の快投を見せた。最後の打者を投ゴロに抑えると、ガッツポーズをつくって喜んだ。

 ヒーローインタビューでは少し緊張した表情だったが、完封勝利に「とてもうれしいです。行けるとこまで全力で行こうと思って投げていました」と喜びを口にした。

 記念すべき1軍デビューのマウンドは、思い出の地でもある。坊っちゃんスタジアムは東海大菅生時代の17年、3年秋の愛媛国体で登板し、4強入りした球場。「やってやるぞという気持ち。ワクワクしている」と意気込んでいた。

 二軍戦ではここまで4試合に登板し無傷の3連勝中。19イニングを投げて自責点はわずか1しかなく、防御率は0・47。

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