坂本勇人が初回に先制打! NPB歴代17位タイの塁打数3716に 16位・阿部慎之助に「あと7」

[ 2024年5月15日 18:30 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2024年5月15日    福井 )

<巨・D8>初回、適時打を放つ坂本(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の坂本勇人内野手(35)が15日のDeNA戦(福井)で初回に先制打を放ち、自身の現役最多を更新する3716塁打目をマーク。大島康徳(日本ハム)に並ぶNPB歴代17位タイに浮上した。

 「5番・三塁」に入り、7試合連続で先発出場。初回、2死一、二塁で入った第1打席で相手先発左腕・石田健が2ボールから投じた3球目、内寄り直球を左前に弾き返して二走・吉川を先制のホームに迎え入れた。

 石田健とは昨季6打数3安打と相性の良さを誇り、福井ではこれまで過去3戦で12打数5安打と結果を残していた。

 坂本は12日のヤクルト戦(神宮)で自身の現役最多記録を更新する通算2351安打目をマーク。“打撃の神様”と呼ばれたレジェンド、川上哲治(巨人)のNPB歴代13位記録に並び、前日14日のDeNA戦(富山)では2回に右前打を放って“神様超え”の通算2352安打とし、歴代単独13位に浮上していた。

 初回に飛び出した先制適時打は通算2353安打目で、NPB史上唯一3度の3冠王に輝いた落合博満(日本ハム)の通算2371安打まで「あと18」。また、この安打で塁打数を3715とし、大島の記録に並んだ。歴代16位の塁打数3723は現在チームの監督を務める阿部慎之助(巨人)。この記録には「あと7」としている。

 塁打数は単打が1、二塁打が2、三塁打が3、本塁打が4とカウントする数字で、NPB歴代1位は王貞治(巨人)の5862。

 ▼坂本 先制点が大事なので、先に取れて良かったです。

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