ソフトバンク・有原は6回4失点で3敗目 それでも投球回数51回2/3はリーグトップ 頼れる鉄腕

[ 2024年5月15日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―4楽天 ( 2024年5月14日    楽天モバイル )

<楽・ソ>ソフトバンク・有原(右)(撮影・篠原 岳夫)
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 ソフトバンク・有原が14日の楽天戦で3敗目を喫した。2回に自らの失策が絡んで2点の先制を許すと、0―2の4回には石原に2ランを浴びた。6回を投げ5安打4失点(自責3)。今季最多の4四球を許すなど苦しんだ右腕は「自分で流れを悪くしてしまったと思う。四球もそうですし、けん制悪送球、フィールディングのミスもあった。早いイニングで降板してしまいチームに迷惑をかけてしまった。次は良い投球ができるようにしたい」と悔しがった。

 もっとも、首脳陣の信頼は揺るがない。小久保監督は「まあ、そんな時もあるでしょう」とコメント。これで敵地・仙台での楽天戦は日本ハム時代から6連敗となったが、倉野投手コーチは「相手とか、球場とか、そういうレベルの投手ではない。どこであろうが任せられるだけの信頼はあるので」と話した。

 苦しい中でも試合を壊すことなく6回を投げた。今季の全7試合で6イニング以上を投げており、投球回数51回2/3はリーグトップ。首脳陣にとって頼りになる存在だ。

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