阪急阪神HD 決算発表 「阪神の18年ぶりリーグ優勝、38年ぶり日本一が業績好調の要因」

[ 2024年5月15日 05:15 ]

23年11月、38年ぶり日本一を達成して胴上げされる岡田監督(撮影・島崎 忠彦)
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 阪神タイガースをグループ傘下に持つ阪急阪神ホールディングス(HD)は14日、24年3月期(23年4月1日~24年3月31日)の決算を発表した。

 経常利益は前期比23・7%増。球団関連ほか甲子園球場、宝塚歌劇団を含む「エンタテインメントセグメント」は営業収益が同14・3%増の826億、営業利益が同11・9%増の141億で、球団を中心とした「スポーツ事業」は営業収益が同31・3%増の503億円、営業利益が同51・4%増の112億円だった。

 同HDの広報担当は「阪神の18年ぶりリーグ優勝、38年ぶり日本一が業績好調の要因」と説明した。阪神電鉄を経営統合して06年10月に誕生した阪急阪神HDでは初の優勝体験。85年時や05年時とは企業形態が異なって単純比較はできないものの、今回の大幅な増収増益を「特例、特別なこと」と強調した。

 配当も前期比5円増の60円で株主にも「アレ」の恩恵。今季も首位争いを繰り広げており、来月14日に予定される株主総会も安泰だろう。

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