広島・栗林 史上2人目の新人から4年連続2桁セーブ 「9回の場所を守れているのがうれしい」

[ 2024年5月15日 05:45 ]

セ・リーグ   広島2―1ヤクルト ( 2024年5月14日    松山 )

<ヤ・広>最後を締めた栗林(右)は坂倉と握手(撮影・奥 調)
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 頼もしい守護神が、強力打線の前に立ちはだかった。広島・栗林が1点リードの9回を3者凡退で締め、今季10セーブ目。最後は7回にソロ本塁打を放っていた武岡のバットを真っ二つに折って遊飛に仕留めた。DeNA・山崎以来でプロ野球史上2人目となる、新人年からの4年連続2桁セーブに到達した。

 「10セーブがうれしいというより、9回の場所を守れているのがうれしい。ここまで9回のマウンドに上げてもらえているのがうれしい」。年間18セーブに終わった昨季は不調や右内転筋の故障により、抑えの座を外れる悔しさを味わった。直球については「もっと上げていきたい」と満足していないが、1死後に中村から空振り三振を奪ったフォークには「手応えを感じています」と言う。

 ここまで17試合に登板し防御率は0・56。さらなる快投で、チームを押し上げる。

 《通算100セーブあと4》
 ○…栗林(広)が今季10セーブ目。新人の21年から37、31、18、10セーブで広島投手の4年連続2桁セーブは15~18年の中崎以来5人目の球団記録。新人からは栗林だけで15~19年に5年連続の山崎康(D)に続くプロ野球2人目。通算96セーブ目で100セーブの大台まであと4としている。

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