阪神・近本 2戦連続スタメン3番で2安打&神生還「一塁側への送球だったんで」

[ 2024年5月15日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―4中日 ( 2024年5月14日    豊橋 )

<中・神>6回、前川の一ゴロで生還した近本(捕手・加藤匠)(撮影・椎名 航)
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 阪神・近本が12日のDeNA戦(横浜)から2試合続けて先発3番で出場し、2安打1得点と気を吐いた。4回先頭では右前打でチャンスメークし、6回には再び先頭で四球をもぎ取り、同点劇を演出した。7回2死の第3打席は右翼線二塁打を放ち、2試合ぶりの複数安打。岡田監督が頭を悩ませている「3番」で好結果を出した。

 自慢の足でも魅了した。三塁走者だった6回1死二、三塁から前川の一ゴロで果敢に本塁へ突入した。中田の送球がやや一塁側へそれたことを見逃さず、わずかに空いた三塁側のスペースへ猛然と左足を突っ込んだ。

 「一塁側への送球だったんで、捕手もこういう(逆方向への)タッチになる。しっかりスライディングで、まあ、早く(本塁へ)着くのがいいんでね」

 間一髪セーフの好走塁で同点の生還を果たし、一時は優勢に立ちながら8回に悪夢。ミスに起因した逆転負けに「(切り替える)しかないです」と言い残し、バスへと乗り込んだ。 (八木 勇磨)

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