ロッテ・岡2戦連発!札幌で2発→直線距離2250キロ離れた沖縄で天敵オリックス・東から1発

[ 2024年5月15日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ4―1オリックス ( 2024年5月14日    那覇 )

<オ・ロ>2回、岡が左越えソロ(撮影・長久保 豊)
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 北の大地と南国・沖縄。直線距離2250キロをまたいで、ロッテ・岡が2戦連発のアーチを架けた。3―1の2回1死。オリックス・東の初球、真ん中に入ったツーシームを思い切り叩いた。放物線を描いた打球は、ずぶ濡れになりながらロッテファンが待つ左翼席に飛び込んだ。

 「感じよく打てたので入ってくれたらという思いで走っていました。チームの勝利に貢献できた一打が打てたことがうれしいです」

 敵地エスコンフィールドで行われた12日の日本ハム戦では、プロ11年目で自身初の1試合2本塁打。移動日を挟み、羽田経由で日本列島を縦断して挑んだ沖縄で、再び一発を放った。2戦3発の大当たりで、3点差。雨が降り続け、6回攻撃前に降雨コールドとなった一戦だけに、大きな追加点だった。初回は2球目を左中間二塁打し3点の先制劇に導いた。東には昨年2戦2敗、岡自身も2打数無安打に抑えられていたが、積極打法で天敵を退治した。

 日本ハム時代には自主トレを行い、ロッテも含めてキャンプの沖縄だが公式戦は自身初めて。母の日だった12日は2発を含む3安打も逆転サヨナラ負け。この日はヒーローとなり「個人的には兄の誕生日だったので、そういう時に打てたのはうれしいです」と笑った。

 チームの連敗も3でストップ。「チームを勢いに乗せることができたので、こういう活躍を続けていきたい」と胸を張った。(大内 辰祐)

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