ヤクルトが広島に1点差競り負け 新オーダー村上3番も床田攻略できず「困ったもんですね」と高津監督

[ 2024年5月14日 21:47 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―2広島 ( 2024年5月14日    坊っちゃんスタジアム )

<ヤ・広>選手交代を告げベンチに戻る高津監督 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトが広島に1点差で競り負け、松山のファンに勝利を届けることができなかった。

 毎年恒例の愛媛県松山市での主催試合。先発・小沢は5回0/3を9安打2失点と粘り強く投げたが、打線が苦手としている相手先発・床田を攻略できなかった。

 高津監督はクリーンアップを組み替え、村上を5年ぶりに3番に置き、4番・サンタナ、5番・オスナと並べるオーダーで“天敵”を迎え撃った。ところが、6回まで散発の4安打で無得点に封じられ、7回に武岡の右翼への2号ソロで1点を返すのが精いっぱい。今季の床田との対戦成績は0勝2敗となり、3試合で計1得点に抑え込まれている。

 史上最年少での通算200本塁打まであと1本としている村上は、1四球を選ぶも3打数無安打に終わった。昨季まで打率・400、3本塁打と相性の良い球場だが、快音は出ず。これで7試合連続ノーアーチ、4試合連続で無安打と沈黙が続いている。

 高津監督は「小沢はよく粘って投げたと思います。2失点でしのいだ投手陣はよく頑張ったと思います」と評価した。村上を3番に置いた理由については「本人の気分転換ですね。気分転換になったかどうか分からないですけども、そのうち戻すと思います」と説明。その上で、打線と床田との相性の悪さについては「これだけ一人の投手にやられてしまうとね…。困ったもんですね」と険しい表情だった。

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