巨人・山崎伊織“地方の鬼”襲名!今季3戦3勝 鹿児島、ひたちなかに続いて富山でも好投、4勝目

[ 2024年5月14日 20:36 ]

セ・リーグ   巨人2―1DeNA ( 2024年5月14日    富山 )

<巨・D>巨人先発の山崎伊織(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が14日のDeNA戦(富山)で今季7度目の先発登板。ピンチを招きながら味方の好守にも助けられて7回5安打1失点と粘りの投球を披露し、無傷の今季4勝目をマークした。

 初回に2死二塁、2回に2死満塁のピンチを招いたが、いずれも無失点という立ち上がり。

 すると、2回にはバッテリーを組む岸田が1号2ランを放って先制点をもらった。

 2―0で迎えた5回には蝦名の適時打で1点失ったが、7回の2死三塁というピンチも無失点で切り抜け、この回限りで降板。船迫、バルドナードの継投で逃げ切り、山崎伊が4勝目を手にした。吉川、オコエら内外野による再三の好守にも助けられた。

 地方球場での先発は4月9日のヤクルト戦(鹿児島)、同23日の中日戦(ひたちなか)に続いて早くも今季3度目。いずれも勝利投手となる“地方の鬼”ぶりだった。

 前回登板した7日の中日戦(バンテリンD)では9回を4安打1四球6奪三振の内容で、昨季のチーム最終戦だった2023年10月4日のDeNA戦(東京D)以来プロ2度目の完封勝利を飾り、3勝目を挙げていた山崎伊。

 DeNA戦は昨季7試合に先発して5勝1敗、防御率1.65と好相性を誇っていたが、今季初対戦でもきっちり1勝。初対決となった筒香にも四球、二ゴロ、一ゴロと安打を許さなかった。

 山崎伊の投球内容は7回で打者27人に対して101球を投げ、5安打1失点。5三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は152キロだった。

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