ソフトバンク・山川 球団日本人63年ぶり10号1番乗りなるか?

[ 2024年5月14日 05:30 ]

どすこいポーズをする山川
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 ソフトバンクの山川は13日現在で9本塁打。西武時代の18、19年以来3度目の両リーグ最速10号に王手をかけている。ソフトバンク選手が10号一番乗りとなれば10年オーティズ以来。日本人では61年野村克也以来63年ぶり2人目となる。また、3度目となれば王貞治(巨)の5度に次ぎ、田淵幸一(神)、ブライアント(近鉄)、バレンティン(ヤ)に並ぶ2位タイに浮上。2球団での達成はローズ(02年=近鉄、09年=オ)以来2人目だがどうなるか。きょう14日からは楽天と2連戦。楽天モバイルでは通算25本塁打。本塁打率(打数÷本塁打数)はパ本拠地の中では最も良く、豪快なアーチが飛び出す可能性は高い。

 1本差で山川を追うのがセ・トップの村上(ヤ)、細川(中)、岡本和(巨)の3人。村上は21年、岡本和は22年に達成しているが細川は自身初となる。中日勢も一番乗りが少なく、52年杉山悟、86年ゲーリー、96年大豊泰昭の3人しかいない。

 昨季の到達日は5月30日。牧(D)、万波(日)、浅村(楽)の3人同時だった。試合数は牧、浅村が45試合目、万波が49試合目。今季は本塁打が少ないと言われているが上位のペースは昨年より速い。最速10号の称号は誰の手に…。(記録課・八田 朝尊)

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