広島・新井監督、石原の先発起用増を示唆 正捕手獲りへ本人は「今まで通り、準備して入ればいい」

[ 2024年5月13日 05:45 ]

雨の中、ファンに手を振って引き揚げる広島・新井監督(撮影・北條 貴史)
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 広島は早くも今季5度目の降雨中止となり、新井監督は「やりたかったけどね。ちょっと(中止が)多いですよね」と嘆いた。

 間断なく雨が降り続き、中日戦は午前10時30分に中止が決定。チームはマツダスタジアムに隣接する室内練習場で全体練習を行った。開幕から若手を積極起用し、戦いながらチームの底上げを図る指揮官は、5年目の捕手・石原について言及。「(先発)マスクをかぶることが増えてくるかな」と明かした。

 正捕手の坂倉が打率・169と低調。今後は一塁での起用も見込まれるだけに、石原にチャンス到来だ。ここまで5試合の出場で打率・800(5打数4安打)、1本塁打、1打点。オフにはソフトバンク甲斐と自主トレを行い、成果を実感しつつある26歳は「今(チャンスを)つかむ時だと思うが、特に変えることなく、今まで通り、準備して入ればいいと思う」と自然体で正捕手の座を目指す。

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