巨人・阿部監督 首位陥落も「いい1週間だった」 井上リリーフで3敗目には「使ったのは僕なんで」

[ 2024年5月12日 21:56 ]

セ・リーグ   巨人1―3ヤクルト ( 2024年5月12日    神宮 )

<ヤ・巨>7回途中、井上の降板を告げる阿部監督(撮影・西川祐介)
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 巨人は敵地でヤクルトに逆転負けを喫して連勝が4でストップ。今季2度目の5連勝と阿部体制初の貯金5を逃し、722日ぶりに浮上したばかりの単独首位から一夜で陥落した。

 0―0で迎えた6回、主砲・岡本和が2試合連発3本目となる8号ソロを放って先制。だが、その裏、先発右腕・高橋礼が先頭のサンタナに5号ソロを浴びて振り出しに戻った。

 1―1で迎えた7回には2番手左腕・井上が先頭・丸山和を四球で塁に出し、村上も四球で歩かせて2死一、三塁としたところで降板。ここで今季初登板となった2020年ドラフト1位右腕・平内が最初に打席へ迎えたサンタナに右前適時打を許して勝ち越しを許し、これが相手の決勝点となった。井上は今季3敗目(0勝)を喫している。

 阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――高橋礼は6回まで粘った。

 「ね、ちょっとのらりくらりでしたけど、なんとかゲームをつくってくれたので」

 ――7回、先頭の四球がもったいなかった。

 「まあ、そんなもんですけど、(あの場面で井上を)使ったのは僕なんで。それをいい経験にして成長していってもらいたいなと思います」

 ――それでも、このカード勝ち越し。

 「いい1週間だったし、来週また切り替えて。(日程は)変則になんのかな?一戦一戦大事にやっていきます」

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