巨人・菅野智之が球団最速の通算1500奪三振達成 令和の3冠王・村上から決めてガッツポーズ

[ 2024年5月11日 19:59 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2024年5月11日    神宮 )

<ヤ・巨7>6回、通算1500奪三振を達成した菅野(撮影・西尾 大助) 
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 巨人の菅野智之投手(34)が11日のヤクルト戦(神宮)で史上60人目の通算1500奪三振を達成した。

 同学年の盟友・小林誠司捕手(34)と開幕から6試合連続でバッテリーを組み、先発マウンドへ。

 試合前まで区切りの数字に「あと4」としていたが、初回に村上をスライダーで空振り三振に斬って取ると、2回には武岡もスライダーで空振り三振に仕留めて2つ目。

 4回にサンタナをスライダーで空振り三振に打ち取ってリーチをかけると、6回に村上からこの日4つ目の三振を奪って1500奪三振達成となった。

 この打席で村上にはファウルで粘られたが、8球目スライダーで空振り三振。区切りの三振を令和の3冠王から奪った菅野はガッツポーズで感情を爆発させた。

 2012年ドラフト1位指名で巨人入りした菅野は1年目の13年3月30日に行われた広島戦(東京D)でプロ初登板初先発。初回に菊池涼介からプロ初奪三振をマークした。

 通算1000奪三振は19年5月1日の中日戦(東京D)で7回に平田良介から奪ってマーク。この時は史上148人目の達成だった。

 巨人投手の1500奪三振は中尾碩志、堀内恒夫、槙原寛己、斎藤雅樹、桑田真澄に次いで球団6人目だが、1739回2/3での1500奪三振は、槙原寛己の1750回1/3を抜いて球団最速となっている。

 なお、菅野は試合前の時点で今季3勝0敗。これまでヤクルト戦は通算23勝で、24勝目を挙げるとカード別単独トップとなる。

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