オリ・輝星 故郷秋田で1回1失点「ちゃんと抑えたかった」「今日の試合を無駄にしないように」

[ 2024年5月8日 22:17 ]

パ・リーグ   オリックス1ー4楽天 ( 2024年5月8日    秋田 )

<楽・オ>7回から登板したオリックス・吉田(撮影・篠原岳夫)
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 地元・秋田で自身3年連続の凱旋登板を果たすも、1回1失点だったオリックス・吉田輝星は「すごい歓声をもらって感謝しているんですけど、抑えられなかったんで。ちゃんと抑えたかった」と淡々と話した。

 吉田の登板を告げる球場のコールにこの日一番の大歓声が巻き起こり、1球ごとにスタンドが沸いた。雨が降りきしる中でのマウンドにも「あらかじめ分かっていたことなので、そこは関係ない」と言い訳はせず。「結果的に点を取られているんで。先頭にスライダーが甘くなった。決めに行ったときにそういう失投が最近多いので、フォームのズレだったり、修正しなきゃいけない」と先頭・村林に浴びた左前打を反省した。

 高校時代から慣れ親しんだ秋田・こまち球場では、日本ハム時代の22年6月21日の楽天戦で先発して5回途中2失点。昨年も8月13日の2軍・楽天戦で救援し、1回零封だった。「毎回秋田で打たれているんで。次に来るまでにちゃんと抑えられるようになって、今日の試合を無駄にしないように」と自らに言い聞かせ、故郷の球場を後にした。

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