広島ドラ1・常広が2軍で実戦デビュー 大器の片りん示す3回5奪三振 「フォークが良かった」

[ 2024年5月8日 05:45 ]

ウエスタン・リーグ   広島3―10阪神 ( 2024年5月7日    由宇 )

初実戦のマウンドに上がった広島・常広
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 広島のドラフト1位・常広がウエスタン・リーグの阪神戦(由宇)で待望の実戦デビューを果たした。初回1死一、三塁から井上に左越え3ランを浴びるも、先発として3回55球を投げて4安打3失点。最速149キロを計測し、毎回の5奪三振で大器の片りんを示した。

 「初回は球がばらついたが、フォークは良かった。直球の質も含めて、ゾーンに集めることを課題にしていきたい」

 2、3回もピンチを招いたが、要所を締めた。「(立ち上がりは上体が)前に突っ込んで、(体が)開き気味になっていたので、いろいろ意識するポイントを見直した」と修正力も光った。また、5三振のうちフォークで4三振を奪うなど、変化球の自信を深めた。

 春季キャンプ途中にコンディション不良を発症。期待の新人右腕が4月中旬から3度のシート打撃登板を経て、ようやくプロとしての一歩を踏み出した。

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