今永昇太 8回途中無念降板も 米記者絶賛の投球「四球これほど少ない投手は他にいない」

[ 2024年5月8日 11:20 ]

ナ・リーグ   カブス―パドレス ( 2024年5月7日    シカゴ )

パドレス戦で力投するカブス・今永(AP)
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 カブスの今永昇太投手(30)が7日(日本時間8日)、本拠でのパドレス戦に今季7度目の先発。2002年石井一久(ドジャース)、2014年田中将大(ヤンキース、現楽天)に並ぶ、日本投手最長の開幕6連勝を狙うも、自己最長イニングに突入した1―0の8回にジュリクソン・プロファー外野手(31)に逆転2ランを被弾し、7回0/3を6安打2失点、8奪三振で降板した。

 7回までパドレス打線を圧倒していた今永が8回につかまった。先頭の代打ルイス・アラエスに右前打を許すと、続くプロファーにスプリットを捉えられ、左翼席へ逆転2ランを許した。
 
 無念の登板となったものの、投球を評価する声も。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXで「今永昇太はキャリア最初の7試合で防御率1.08、5四球を記録している」「開幕投手を除いて、両リーグで防御率が公式化された1913年以降、最初の7試合で防御率がこれほど低く、四球もこれほど少ない投手は他にいない」と投稿した。

 メジャー1年目の今永は開幕から絶好調で、ここまで6試合に登板して負けなしの5連勝。6連勝はお預けとなったが、ここまで5勝はトップと1勝差のメジャー全体で3位タイだ。3、4月の月間最優秀新人にも選出された。

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