自己ワースト4失点のオリックス・宇田川「難しく考えてしまった」連日の先頭への四球に「自分の技術不足」

[ 2024年5月5日 19:20 ]

パ・リーグ   オリックス3-6日本ハム ( 2024年5月5日    京セラD )

<オ・日> 8回1死一、三塁、宇田川はスクイズで勝ち越しを許し呆然とする (撮影・後藤 大輝) 
Photo By スポニチ

 オリックス・宇田川は自己ワーストの4失点(自責1)で今季2敗目がつき、「難しく考えてしまったというか、いらないことも考えてしまったので、そこがパフォーマンスに出たのかなと」と肩を落とした。

 前日4日に続く連投となったが、2日連続で先頭打者へ与えた四球がこの日は命取りとなった。「2日連続同じ失敗をしているんで。結局、ピンチになってからちょっと球が走ってきたかなって。最初からそう投げないと、苦しい場面を迎えることが多くなっちゃうので」。右腕は反省を口にした。

 1死二、三塁で代打・石井を迎えた場面ではマウンドに中嶋監督が直々に向かい、「ビビらずに三振を取ってこい」と励まされた。石井を二ゴロに打ち取るも、宜保の本塁悪送球で同点に。続く松本剛がやや一塁側に転がしたセーフティスクイズは宇田川自ら本塁へグラブトスするもやや高く、間一髪で決勝の生還を許した(記録は投前犠打と宇田川の野選)。

 「自分の技術不足なので。チャンスがあればやり返したいし、しっかり先頭から強気の投球ができたら」
 最後は前を向き、球場を後にした。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月5日のニュース